当蔵のこの種類のお酒
吟醸酒の話
純米酒の話
本醸造酒の話
普通酒の話



・・・ ラベル表示に記したように、米・米麹・醸造アルコールを原材料として造られたお酒です。
 
(1)ここでは、醸造アルコールの話がメインとなりますが、普通酒(アル添酒)が、なぜ生まれたのか?その裏には、とても悲しい出来事、第二次世界大戦に関係したことなのです。
その当時はお米がなかった時代で、当然お米で造られているお酒の絶対量もかなり不足していた時代でした。そこで、別につくったアルコールを加えることで、何とか全体の量を維持しようと考えられたのです。
昭和17〜19年に試験が繰り返され、昭和20年から実用化されました。
お酒というのは『税金』と恋仲でして、(戦費の徴収)また、兵隊さん達の志気にもかかわってくるということから、普通アル添酒が生まれました。
 
(2)アルコールの添加というと、どうも、悪いイメージで捉えられますが、その昔は純米酒しかなく、お酒に焼酎を入れてお酒が腐るのを防ぐということも行われていたようです。
しかし、アルコール添加の目的は、増量であったため、そこだけが一人歩きを始め、結果これが、悪いイメージにつながってしまったようです。
 
(1)醸造アルコールの添加目的: (1)増量
(2)防腐効果の向上
(3)淡麗な酒質を得る
(2)醸造アルコールの添加量 : 白米1トン当たり(100%アルコール換算で)120L以上280L以下と規定されています。白米というのは、精米後の米のこと。一升瓶当たり計算上25〜44%弱となります。
(3)醸造アルコールの添加時期: もろみの発酵を完了させる直前、上槽(搾り)の数時間前にもろみに添加されます。